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TESOL@ペンシルベニア大学

University of Pennsylvania 教育学大学院へのフルブライト奨学金留学

NYでハマチ丼を頼んだら

春学期が終わり、3泊4日でニューヨークに行った。ニューヨークの日本食は本当にレベルが高く、前回行った際に食べた蕎麦の香りが忘れられず、今回も日本食レストランばかり巡ってきた。

すき焼き丼で元気をもらい、日本と全く変わらぬ焼き鳥に感動し、炙り締め鯖で思わず旨いと声が出て、じゃこ高菜ご飯にホッとし、香り高い蕎麦とサクサクの天ぷらに驚き、めかぶ納豆でビールが進み、一風堂のラーメンに並んだ価値があったと納得し、明太子おにぎりに本気で泣いた。さすがNYである。駐在の日本人サラリーマンが大勢いるお店は間違いない。

 

ところが、あまりに疲れすぎて近場で適当に済ませようと思ったある日、怪しげな日本食レストランに飛び込んでしまった。

そもそもアメリカには、おかしな日本風の食べ物が多い。最近よく見かけるのはスシ・ブリトーである。ヒバチとかいう炒め物もなんだか流行っているし、bento box は色々少しずつ食べられるメニューの定番だし、テリヤキに至っては何でもかんでもテリヤキである。照っていなくても焼いていなくても、テリヤキソースをかければTERIYAKIである。 TERIYAKI everywhere である。

 

そして飛び込んだ日本食レストラン。メニューにハマチ丼を見つけ、迷わずオーダー。白のグラスワインも2種類選べ、期待も高まる。

そして出てきたものがこちら。

 

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ハマチ丼だそうだが、どう見てもハマチライスである。

しかもツマは大葉ではなくサニーレタスである。

 

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食後、ウェイトレスのお姉さんが感想を求めてきたので美味しかったと答えたついでに勇気を出し、どんぶりの意味を知っているか尋ねてみた。知らないと答えるので、どんぶりとは bowl のことだとお節介ながら言ってみた。

それは申し訳なかった、と奥に引っ込んだウェイトレスのお姉さん。板さんに伝えた、これはサービスだと言ってフルーツを出してくれた。なんだかこちらが申し訳なかった。

 

昔、学部時代にカナダの大学に留学した時、キャンパス内の日本食レストランに随分お世話になった。そこでのお気に入りメニューは Oyako Don だった。すき焼き風に煮た豆腐と野菜と春雨の大皿と、ライスのセットだった。親子でもなければ丼でもなく、言うなれば豆腐と野菜の煮込み定食なのだが、毎回 Can I have Oyako Don, please? と注文していたことを思い出した。

 

「丼」は、アメリカで定着する要素を複数持ち合わせていると思う。手軽、持ち運べる、スプーンで食べられる、バリエーションが豊富、などだ。アメリカ人がランチにサラダボウルを手に持って歩いているのと同じ感覚で、丼を持ち運ぶようになればいいのにな、と思う。

 

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